SMILE-UP.社は故ジャニー喜多川氏による性加害問題に対し補償金の支払いを開始
2023年12月時点の補償進捗をまとめました。
補助支払い開始2023年12月時点
出典:SMILE-UP.被害補償特設サイト
SMILE-UP.社(旧ジャニーズ事務所)は故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、9月13日に被害者救済委員会による補償受付窓口を設置。
9月21日以降には東山紀之さんが被害者の方に直接面会し、性加害についての謝罪、今度の対応について説明を行いました。
9月30日までに478名から補償受付窓口に連絡があり、被害を申告し補償を求めているのは325名
11月22日には対象者35名との性被害に関する事実確認が終了、事実確認が行われた対象者35名のうち30名は補償内容に同意することを確認
他5名については現在補償内容を検討しているとのこと。
補償内容に同意した30名のうち23名への補償金の支払いが完了したことを公式サイトにて発表しました。
支払いが決定した補償金額については、現在公開されていません。
具体的な補償内容についてはプライバシー保護を考え、今後も公開されることはないと考えます。
しかし、公式サイトにて公開されている「補償金額算定に関する考え方」では
被害の程度・被害の凄惨さ(これらは加害行為の態様及び加害行為の継続期間・頻度、被害時年齢等を勘案して判断する。)による慰謝料を算定すると共に、その後の被害者の生活・人生に及ぼしたいわゆる後遺障害等の影響についても慰謝料を算定し、その合計額を補償金額として算定することとした。
引用:「補償金額算定に関する考え方」
補償金額の算定について明記しました。
補償対応の進捗状況については定期的に公式サイトにて報告するとのことです。
虚偽の被害申告について
故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、被害者救済委員会や再発防止特別チームの設置など
被害を受けた方への救済・補償を進めてきたSMILE-UP.社ですが、救済・補償を進めてきた中でSMILE-UP.社の前に立ちはだかる大きな壁
それは“虚偽の被害申告”
報道などで知った被害を告発した方々の証言や被害内容を利用し虚偽の被害申告を行うケースに直面
救済や補償を必要としている人たちの為の資金が、必要ではない人たちに渡ってしまうことに危機感を感じているようです。
SMILE-UP.社はマスコミに向けて、『告発される方々のご主張内容についても十分な検証をして報道をして頂きますようお願い申し上げます。』と綴りました。
被害を受けた方々が必要な補償が受けられるよう、今後も慎重な対応が必要とされます。
まとめ
今回はSMILE-UP.社の補償金支払い開始について紹介しました。
被害を受けた方々が安心して補償が受けれるよう、SMILE-UP.社の今後の対応に注目です。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!
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