沖縄県読谷村で行われる読谷やちむん市。
2024年の読谷やちむん市の見どころや日程や開催場所・駐車場・アクセス方法、やちむんの歴史を詳しくまとめていきます!
読谷やちむん市って?
「読谷やちむん市」は1993年に沖縄・読谷村(よみたんそん)で始まり20年以上に渡って開催
近年では2日間でイベント来場者数が約2万人にのぼり沖縄最大規模のやちむん市となりました。
毎年30軒ほどの個性豊かな工房や職人たちが集まり、様々なやちむんに出会う事のできる「読谷やちむん市」
器や食器以外にも、やちむんを使ったアクセサリーや雑貨なども販売されるそう。
キッチンカーなどの出店もありフードも楽しめるとのことで、絶対に楽しめること間違いなし!
そして今回はチャリティーオークションも予定されています!
お気にりのやちむんと出会える絶好の機会を見逃さないようにしましょう!
読谷やちむん市についた。臨時駐車場から横断歩道渡り歩くのは、キツイから、ぐるぐるまわり、ハルサポ横道左折して駐車場入り口、誘導係がOKだして侵入、ハルサポ近くの駐車場に駐車場できた🤗💕ラッキー🍀😌🍀人、人、人だょ。 pic.twitter.com/3e1aXYYTLM
— がっきーな(コメントに返事もツイートも出来ない状態です😵💨) (@2tRkqeQAugT44fn) February 26, 2023
やちむん市
読谷にこんなに人が居るなんて
大盛況ですな~ pic.twitter.com/9cYA8mLTWn— カプ太 (@Caputa82) February 26, 2023
やちむんの歴史
「やちむん」とは沖縄の言葉で“焼き物”を意味し、「やち」は“焼き”「むん」は“物”を意味していると言われています。
ぽってりと厚みのある形状に、沖縄の豊かな自然が表現された力強い絵付が特徴です。
やちむんの歴史はとても長く、琉球王朝の時代から約600年ほどの歴史があると言われています。
1400年代ごろから琉球は中国や東南アジアと盛んに交易を行なっており、食や芸能など様々な文化に影響を受けてきました。
陶器・焼き物も交易の中で影響を受けたもののひとつ。
1600年代には薩摩(鹿児島県)による琉球侵攻が行われ、琉球は薩摩の配下となります。
薩摩の配下となったことで今まで行なってきた交易に様々な制約が生まれ、これまで輸入を行なってきた陶器が手に入りにくくなってしまいました。
その後、薩摩の島津藩から朝鮮人の陶工3人が陶芸の技術指導のため琉球を訪れたことにより、沖縄の陶芸は発展していったと考えられています。
1682年には琉球国の尚貞王が県内各地の陶工たちを那覇市にある壺屋に集めたことから、やちむんの基礎となる「壺屋焼」が始まりました。
「読谷やちむん市」が開催される読谷村には70軒以上の工房が集まりやちむんの産地としても注目が高く、県内外からやちむん好きが集まる人気の観光地です。
種類・紋様
荒焼(あらやき・アラヤチ)
南蛮焼とも呼ばれ琉球が陶器生産を始めた当初から存在するやちむんです。
釉薬をかけずに約1120度で焼成され、土の風合いを活かした素朴な味わいが特徴です。
戦前までは7~8割が荒焼だったと伝えられています。
上焼(じょうやき・ジョーヤチ)
お店などで目にするほとんどのやちむんがこの上焼です。
上焼は釉薬を使い約1200度で焼成され、焼き方によって様々な色が表現できるのが特徴です。
デザイン性が高いものも多く、日用品としても親しまれています。
紋様
やちむんには代表的な絵柄がいくつか存在しています。
その中のひとつでもある「魚紋」は富と幸福を表現しており、魚がたくさんの卵を産むことから「子孫繁栄」の意味が込められていると伝えられています。
読谷や那覇にもやちむんの食器などを使用したカフェがたくさんあり、気に入ったやちむんを購入できたりもするので、気軽にやちむんを楽しむ事ができます!
2024年「読谷やちむん市」日程・開催場所
やちむんへの興味が高まったところで、今回の「読谷やちむん市」を詳しく紹介していきます!
2024年 読谷やちむん市 | |
日程 | 2024年2月24日(土)〜2月25日(日) |
開催時間 | 10:00〜17:00(両日ともに) |
チャリティーオークション | 13:30〜(両日ともに) |
開催場所 | JAおきなわファーマーズマーケット ゆんた市場前広場 |
住所 | 〒904-0302 読谷村喜名2346-11 |
マップ | |
公式Instagram | 【公式】読谷やちむん市 |
お問い合わせ | 読谷やちむん市実行委員会事務局(読谷村社会福祉協議会内) TEL:098-958-1020 |
出展工房の紹介
今年の読谷やちむん市には30工房が出店しています!
どの工房も魅力あふれるやちむんを制作しているのでぜひ会場に足を運んでくださいね。
読谷やちむん市のInstagramでは出店工房の配置マップを投稿していますので、ぜひ公式Instagramもチェックしてくださいね!
1 | 読谷壺屋焼 陶芸 城(金城敏幸) | 16 | 陶工房 波久(知花久志) |
2 | 常秀工房(島袋常秀) | 17 | 茂生窯(上江洲史朗) |
3 | 陶芸高江洲(高江洲康次) | 18 | てぃぬひら工房(山田和男) |
4 | 吉陶房(又吉常敏) | 19 | まるか陶工房(加藤唯) |
5 | 壺屋焼 やちむん家(新垣光雄) | 20 | 南龍窯(松本行正) |
6 | 工房コキュ(芝原雪子) | 21 | 陶器工房壹(壹岐幸二) |
7 | 仲間陶房(仲間功) | 22 | 北窯 與那原工房(與那原正守) |
8 | 陶器工房 虫の音(当山友紀) | 23 | やちむん 漂窯(畑田耕介) |
9 | 志陶房(長浜太志) | 24 | 壷屋焼 陶眞窯(相馬正和) |
10 | 南陶窯(久場政一) | 25 | 工房 双子堂(折尾あや) |
11 | 井口工房(井口春治) | 26 | 山城窯(竹本尚子) |
12 | はんざ窯(新垣徳信) | 27 | 美ら海窯(小原高弘) |
13 | 土工房 陶糸(糸数裕樹) | 28 | 山ひつじ舎陶器(山口未可) |
14 | nagaremo(森本美晴) | 30 | dango(伊波祐也) |
15 | datta. 沖縄南の島陶芸工房(大岩浩章) | 順不同・敬称略 |
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雨天時の開催
読谷やちむん市は雨天時は開催、荒天時は中止とのこと。
悪天候の場合はSNSなどで事前の確認を行いましょう!
アクセス方法
バス
◆バス停【県庁北口(国際通り・久茂地向け)】から沖縄バス28・29番に乗車しバス停【高志保入口】で下車、乗り換えで高志保入口から鳳バス:北ルート(本線)JA沖縄ゆんた市場に乗車し【JA沖縄ゆんた市場】で下車し徒歩3分で到着です。
那覇からバスで会場に向かうには乗り継ぎ必須。約2時間ほどの長旅となりそうです。
車
◆那覇空港から車(一般道)で約1時間10分
◆沖縄自動車道 沖縄南ICから車(一般道)で約30分
駐車場情報
読谷やちむん市では専用駐車場が3ヶ所用意されています!
会場のゆんた市場には駐車できないとのことなので、必ず専用駐車場に駐車するようにしましょう!
専用駐車場の案内図は読谷やちむん市公式Instagramでも確認できます。
車での来場を予定している方は、事前に確認をしておきましょう。
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混雑状況
イベント2日間で来場者が約2万人となる読谷やちむん市
時間帯のよっては混雑が予想されます。
会場には専用駐車場が3ヶ所用意されているようですが停められない場合もあるそうです。
会場近くに駐車したい方は早めに行くことをおすすめいたします!
まとめ
沖縄の文化や歴史を感じる事のできる陶器・やちむん。
沖縄最大規模のやちむん市に一度は訪れてみてはいかがでしょうか、素敵な出会いがあるかも…!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!
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